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採用サイト制作会社の選び方|失敗しないための比較ポイント6つ

採用サイト制作会社の選び方|失敗しないための比較ポイント6つ

採用サイト制作会社の選び方。比べる6つのポイント(採用の知見、取材の工程、求人票との連携、更新のしやすさ、費用と期間、近い実績)

「求人を出しても応募が来ないので、採用サイトを作りたい。でも、どの制作会社に頼めばいいのかわからない」。中小企業の経営者の方から、こうしたご相談をよくいただきます。

制作会社のホームページを見ると、どこもきれいな実績が並んでいて、違いがわかりにくいものです。ただ、採用サイトは見た目が良いだけでは応募につながりません。大切なのは、求職者が知りたいことに答える「中身」を、制作会社と一緒に作れるかどうかです。

この記事では、静岡で採用サイトの制作と採用支援をしているレガロニコが、次の4つをまとめました。

  • 採用サイトで何ができて、どんな会社に必要か

  • 依頼する前に社内で決めておくこと

  • 制作会社を比べる6つのポイントと、費用の見方

  • 近くの制作会社に頼むときの利点と注意点

1. 採用サイトは「求人票では伝えきれないこと」を伝える場所

求人媒体やハローワークの求人票には、書ける量や項目に限りがあります。仕事内容、給与、休日といった条件は伝えられても、「どんな人たちと働くのか」「入社後にどう成長できるのか」までは伝えきれません。

『中小企業のための採用ブランディング入門』(小川真紀・米澤恵子、Evolving)では、採用サイトを「会社のもうひとつの顔」と位置づけています。そのうえで、社員の声、具体的な仕事内容、成長の道筋、働く環境、募集要項といった、求職者が本当に知りたい情報を載せることが勧められています。

求人票と採用サイトは、どちらか一方ではなく役割分担です。

求人票(求人媒体・ハローワーク)

採用サイト

役割

探している人に見つけてもらう入口

応募を決めてもらう判断材料

載せられる量

項目と文字数に限りがある

自由に載せられる

向いている情報

条件(給与・休日・勤務地)

社員の声、仕事の1日、職場の雰囲気、会社の考え方

採用サイトが必要な会社、まだ早い会社

同じ本では、専門の担当者がいない中小企業は、まず無料の採用ページ作成ツールから始める方法も紹介されています。私たちも、すべての会社に最初から本格的な採用サイトが必要だとは考えていません。

次のような場合は、制作会社に依頼して採用サイトを作る価値があります。

  • 求人を見た人は多いのに、応募まで進む人が少ない

  • 応募はあるが、入社後に「思っていたのと違った」と辞める人が続いている

  • 求人媒体への掲載費が毎年かさみ、自社で応募を集める入口を持ちたい

  • 仕事の魅力が専門的で、求人票の文字だけでは伝わらない

一方で、まだ採用したい人物像が決まっていない場合は、サイトを作る前にそこを整理するほうが先です。

2. 制作会社に依頼する前に決めておく3つのこと

制作会社に相談する前に、社内で次の3つを話し合っておくと、打ち合わせが早く進み、見積もりの比較もしやすくなります。

誰を採りたいのか

「若い人がほしい」「誰でもいいから来てほしい」では、サイトの言葉が誰にも届きません。職種、経験の有無、働き方(正社員・パート)、どんな考え方の人と働きたいかを、社長と現場の責任者で書き出しておきます。

載せられる材料があるか

採用サイトの中身は、会社の中にしかありません。社員にインタビューできるか、職場の写真を撮れるか、仕事の1日の流れを説明できるか。材料が少ない場合は、取材や撮影まで任せられる制作会社を選ぶ必要があります。

公開後に誰が更新するのか

採用サイトは、公開して終わりではありません。募集の内容が変わったとき、新しい社員の声を足したいときに、誰がどう更新するかを決めておきます。社内で更新したいなら、専門知識がなくても文章や写真を差し替えられる仕組みが必要です。

3. 採用サイト制作会社を比べる6つのポイント

採用サイト制作会社を比べる6つのポイント(採用の知見、取材の工程、求人票との連携、更新のしやすさ、費用と期間、近い実績)

1. デザインだけでなく、採用の知見があるか

採用サイトの目的は応募を増やし、入社後のずれを減らすことです。打ち合わせで「どんな人に応募してほしいですか」「今、応募はどこで止まっていますか」と、採用そのものについて聞いてくれるかを確かめましょう。デザインの話から始まる会社より、採用の課題から話を始める会社のほうが安心です。

2. 取材や社員の声を引き出す工程があるか

求職者が一番知りたいのは、実際に働く人の様子です。制作会社が取材や社員へのアンケートを行い、原稿まで作ってくれるのか、それとも原稿は会社側で用意する前提なのかで、仕上がりと社内の負担は大きく変わります。見積もりに「取材」「原稿作成」「撮影」が含まれているかを確認しましょう。

3. 求人票や求人媒体との連携まで考えてくれるか

採用サイトだけを作っても、見てもらえなければ応募は増えません。求人媒体やハローワークの求人票から採用サイトへどうつなぐか、求人票の書き方まで一緒に考えてくれるかを確認します。

4. 公開後に自社で更新しやすいか

ページの更新に毎回費用がかかると、情報が古いまま放置されがちです。管理画面から文章や写真を差し替えられるか、操作方法を教えてもらえるか、公開後の相談に乗ってもらえるかを確かめておきましょう。

5. 費用の内訳と制作期間がはっきりしているか

「一式」だけの見積もりでは、何にいくらかかっているのかがわかりません。設計、取材、原稿、撮影、デザイン、公開後の保守など、項目ごとの内訳と、公開までのスケジュールを出してもらいましょう。

6. 自社に近い業種・規模の実績があるか

大企業の華やかな実績より、自社と同じくらいの規模、近い業種で採用サイトを作った実績があるかを見ます。実績を見るときは、見た目だけでなく「公開後に応募がどう変わったか」まで説明してもらえるかがポイントです。

4. 費用の目安と、見積もりの見方

採用サイトの費用は、ページ数、取材や撮影の有無、原稿を誰が作るか、更新の仕組みによって大きく変わります。制作会社の比較サイト「Web幹事」の静岡の採用サイト制作会社の紹介記事では、同サイトのマッチングサービス経由で発注された金額をもとに、採用サイトの平均が101.7万円、中央値が75.0万円と紹介されています。

ただし、平均はあくまで目安です。見積もりを比べるときは、総額だけでなく次の点を確認してください。

  • 取材・原稿作成・撮影が含まれているか(含まれていない場合、社内で用意する手間が増えます)

  • ページ数と、各ページに何を載せるか

  • 公開後の更新・保守の費用と、その範囲

  • 修正の回数や、追加費用がかかる条件

安い見積もりでも、原稿や写真をすべて自社で用意する前提なら、社内の手間はかえって大きくなります。「誰が何をするのか」まで含めて比べることが大切です。

5. 近くの制作会社に頼むときの利点と注意点

近くの制作会社に頼む利点

  • 職場に足を運んでの取材や撮影を頼みやすく、打ち合わせも対面でしやすい

  • その地域の求職者が何を重視するか(通勤のしやすさ、転勤の有無、地元で長く働けるかなど)の感覚を共有しやすい

  • 公開後も気軽に相談しやすい

注意したいこと

近いというだけで選ぶのは避けましょう。前の章の6つのポイントで比べることが大前提です。また、ホームページ制作が得意な会社でも、採用サイトの実績が少ない場合があります。採用サイトとして、どんな工夫をして、公開後に何が変わったかを聞いてみてください。

6. レガロニコの採用サイトの作り方

ここからは、私たちが採用サイトを作るときに大切にしていることをご紹介します。

作る前に、会社を深く知る

制作に入る前に、ヒアリングシートにご記入いただき、事前の情報や同じ地域・業種の求人の比較をもとに、2時間ほどの取材をさせていただいています。言われたことをそのまま作るのではなく、求職者に何を伝えると会社の本当の魅力が届くのかを、一緒に探すための時間です。

社員の声から、本当の魅力を言葉にする

実際に働く社員の方にアンケートを行い、入社の決め手や、仕事のやりがい、職場の好きなところを集めます。経営者が思う魅力と、社員が感じている魅力は、意外と違うことがあります。社員の言葉から見つかった魅力は、求職者にとっても信頼できる情報になります。

『求人募集をしても応募がない』(関根コウ、現代書林)でも、会社・仕事・職場・条件の4つの面から自社を伝えることが勧められています。条件だけでは伝わらない魅力を、採用サイトでは会社・仕事・職場の面から丁寧に伝えます。

作って終わりにしない

公開後は、管理画面の操作方法をお伝えし、社内で更新できるようにしています。あわせて、求人票の見直しや応募後の対応など、採用全体の改善もご相談いただけます。

制作の実績は、採用サイト制作のページで、お客様の声とあわせて紹介しています。また、Web幹事の「静岡で採用サイトに強い制作会社」の紹介記事でも、レガロニコを取り上げていただきました。

7. 相談から公開までの流れ

採用サイト制作の流れ。無料相談、提案・見積もり、ヒアリング・取材、設計・原稿、デザイン・制作、公開・運用

一般的な流れは次のとおりです。レガロニコの場合、内容によって3か月から6か月ほどかかります。

段階

やること

会社側でお願いすること

相談

現状の採用の課題と、採用サイトの目的を整理する

今の求人票や応募状況を共有する

提案・見積もり

解決策と内容・費用・期間を提示する

社内で検討する

ヒアリング・取材

会社と仕事を深く知り、社員の声を集める

取材・アンケートへの協力

設計・原稿

ページの構成と原稿を作る

内容の確認

デザイン・制作

見た目を作り、サイトを組み立てる

仕上がりの確認

公開・運用

公開し、更新方法をお伝えする

募集内容の更新

8. よくある質問

Q. 無料の採用ページ作成ツールではだめですか?

採用したい人数が少なく、まず手軽に始めたい場合は、無料ツールから始めるのも一つの方法です。ただ、デザインやページ構成の自由度に限りがあり、会社の魅力を深く伝えたい場合や、自社で応募を集める入口として育てたい場合は、制作会社に依頼して作るほうが向いています。

Q. 社員が少なくても採用サイトは作れますか?

作れます。社員が数人の会社でも、社長の想いや、少人数だからこその働きやすさ、仕事の任され方は、十分な魅力になります。取材の中で、社内では当たり前になっている魅力を一緒に見つけていきます。

Q. 求人媒体をやめて、採用サイトだけにしてもいいですか?

すぐにやめるのはおすすめしません。求人媒体は探している人に見つけてもらう入口、採用サイトは応募を決めてもらう場所と、役割が違います。採用サイトから直接の応募が増えてきたら、媒体の使い方を見直していくのが現実的です。

9. まとめ

  • 採用サイトは、求人票では伝えきれない「働く人」「仕事」「職場」を伝え、応募を決めてもらう場所

  • 依頼する前に、誰を採りたいか、載せる材料があるか、公開後に誰が更新するかを決めておく

  • 制作会社は、採用の知見、取材の工程、求人票との連携、更新のしやすさ、費用と期間の明確さ、近い実績の6つで比べる

  • 見積もりは総額だけでなく、取材や原稿を誰が作るかまで含めて比べる

採用サイトは、作ること自体が目的ではありません。会社の本当の魅力を、それを求める人に届けるための道具です。

採用サイトのご相談は、レガロニコへ

「採用サイトを作るべきか、まず何から始めればいいかわからない」という段階でもかまいません。静岡を拠点とするレガロニコは、中小企業の採用を、採用サイトの制作から求人票の見直し、応募後の対応まで一緒に考えます。ご相談は無料です。

採用サイト制作のページを見る

この記事を書いた人

米森良偉の写真

株式会社レガロニコ 代表取締役

米森良偉

2018年よりWeb制作会社で、集客や採用のマーケティング支援に携わる。2021年に「Regalonico」を創業し、2022年に株式会社Regalonicoを設立。静岡を拠点に、中小企業の「人が足りない」を解決するため、採用支援サービス「求人解決AI」、採用サイト・ホームページ制作を行っている。これまで300社以上の中小企業を支援。

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