こんにちは!株式会社レガロニコ代表取締役の米森です。この記事では、保育園を経営されている皆様が園児の募集をさらに増やしていきたいと考えた時に、・どのような募集をしたら園児が集まってくれるのか・周りの園ではなく自分たちの園が保護者の方から選ばれるにはどうしたら良いかこのような「保育園の園児が集まらない」「効果的な集客方法がわからない」というお悩みにお役に立てる具体的で実践的なコラムです。保育業界の最新の動向から、具体的な集客方法まで、園児募集に必要な要素について解説していきます。簡単に自己紹介株式会社レガロニコは、静岡県静岡市を拠点に全国の企業様の集客・採用を支援しているホームページ制作会社です。ホームページのみならず、インターネットを使ったマーケティングサービスを展開しています。多種多様な業界で集客や採用の成功事例があり、保育園のインターネットを使った集客や採用のご支援実績もございます。今回の記事が少しでも皆様の保育園経営のお役に立てれば幸いです!株式会社レガロニコについてhttps://regalonico.com/1時間の無料相談はこちらhttps://regalonico.com/contact2024年保育園の集客状況を徹底分析/待機児童ゼロ時代の課題とは2024年現在、保育業界は大きな変革期を迎えていると言われています。保育園の数が増加し、園児の獲得に向けた競争がいままで以上に活発化しているのが現状です。このような状況の背景には、様々な社会的背景が関係しています。まず、少子化の加速が挙げられます。2024年上半期(1~6月)に生まれた日本人の子ども(出生数)は、32万9998人となっており、下半期もこのままのペースが続けば年間70万人を下回ることになります。また、政府の政策として新設された保育園(認証保育園、企業主導型保育園など)がたくさん存在していることも一つの理由かもしれません。その他にも、保護者の勤務時間の増加や保育に対する要求の水準が上がり保護者のニーズも多様化していることも挙げられます。このように、今後保育園を経営においては保育サービスの質の向上と差別化、効果的な情報発信による認知度向上を目指すことが重要です。次のセクションでは、実際の保護者がどのような基準で保育園を選んでいるのか、5つのポイントに分けて解説していきます。保育園選びで保護者が重視する5つのポイント保育園を選ぶ判断基準は、従来と比べると大きく変化しています。スマホが普及したことにより、ネットやSNSで手軽に情報収集を行うことができるようになったことも要因の一つかもしれません。1.立地条件保育園の保護者が最も重視するポイントとして挙げられるのが、施設の立地条件です。毎日子供を預けるとなると、家から近いのは大切なポイントになってきます。また、送迎時の経路の安全性や、緊急時(子供の体調不良など)の対応のしやすさも保育園選びの重要な要素になっています。2.保育の質立地条件とともに重要とされるのは、保育の質に関する要素です。特に保育士の対応力や保育内容の充実度が重要視されています。「保育園の雰囲気が良かった」「先生方の対応が丁寧だった」といったような先生方とのコミュニケーションが入園の決め手となっているケースもあるようです。3.施設の設備や安全対策大事なお子さんを預けるにあたっては、「施設の清潔さ」や「安全対策がなされているか」ということも重要なポイントです。事故防止のための設備設計であるかはもちろん、園庭が広いなど、お子さんにとって過ごしやすい環境であるかということも大切です。また、コロナ禍以降、感染症に対する危機意識もたかまっています。お子さんが安心して元気に過ごせる環境を整備していく必要がありそうです。4.特色のある保育プログラム「英語教育」や「食育」など特色のある保育プログラムが存在することも園の強みになります。近年は英語教育の低年齢化が進み、小学校の英語教育も2020年から必修化されました。それに伴い、早い段階から英語に親しめる環境で過ごさせたいと考える親御さんも多いのかもしれません。5.情報の透明性「保育園でお子さんがどのように毎日を過ごしているのか」がわかると親御さんは安心して園に子供を任せることができます。・保育園での生活の様子・行事の情報・給食のメニュー・感染症の発生状況このような日々の情報をタイムリーに提供するためにスマホのアプリなどを活用することも選択肢のひとつです。保育園のウェブ集客で成功する差別化戦略保育園の集客に関して、独自の強みを明確に打ち出すことは、他園との差別化を考える上でとても重要です。特にウェブ上での情報発信は、園の特徴を効果的に伝えることができます。保育園の集客において大切なことは、自園の強みを明確にすることにあります。「一人ひとりに寄り添う保育」「子供の笑顔を大切にする」といった目標だけではなく、具体的な数値や根拠を用いて、園ならではの特徴を示していきましょう。 例えば、「保育士の平均勤続年数7.5年」 「保育士の80%以上が保育士歴10年以上」など具体的な数値を提示することで、保育の質の高さを示すこともできます。また、地域性を考慮することも差別化に当たって重要なポイントです。これらの自園の強みを明確にした上で、効果的な情報発信をしていくことが求められてきます。特にSNSでの情報発信は、受け取り手である保護者も親しみがあり、頻繁にチェックしている方も多いため、力を入れていくべきツールかもしれません。また、SNSは文章や動画による情報発信だけではなく、イベント時の広告としても活用することが可能です。しかし、これらの差別化戦略をする上で最も大切なことは、自園の強みを示すだけではなく、実際に実現できる体制を整えていくことにあります。ウェブ上での情報発信と、実際の現場でのサービスの違いは、利用者が離れていく原因にもなります。ウェブでの発信に見合うサービスを提供できるよう、しっかりとした体制を整えていく必要がありそうです。費用対効果の高い保育園の集客方法6選効果的な集客のためには、保育の充実が重要な要素と解説してきました。しかし、「それだけでは思うような集客ができない」と悩んでいる経営者の方も多いのではないでしょうか。ここからは、高い費用対効果が見込める具体的な方法についてご紹介していきます。これらを正しく理解し実行していけば皆様が望むお問い合わせの獲得ができるでしょう。保護者に対して誠実なホームページの作り込み「地域×保育園」で検索上位を達成させるSEO対策保護者がよく閲覧する媒体でのSNS発信保護者のスマホ画面にできるだけ多く表示をさせるインターネット広告Googleマップの評価や内容を濃くして選ばれない理由を排除地域の方との接点を深めるイベントやマルシェの開催そりゃそうでしょ。という内容が書いてあるように見えましたか?ここから具体的な内容をお伝えしていきます。具体的な部分を是非参考にしてみてください。1.保護者に対して誠実なホームページの作り込み保育園のホームページは、保護者にとって最初に園の印象を受け取る重要な窓口です。そのため、園の魅力をしっかりと伝えるだけでなく、保護者が抱える疑問に応える誠実な作り込みが求められます。保育方針や施設内容、スタッフの紹介、1日の流れなど具体的な情報を掲載することで、保護者が「この保育園なら信頼できる」と感じられるようになります。また、スマートフォンからの閲覧が主流となっている現代においては、モバイル対応のデザインや見やすさも重要な要素です。保育園側が伝えたい情報を発信するのはもちろんですが、まずは保護者の方がどんなことを知りたいのか、大切なお子さんを預けるということは人生においてとても大きな決断の一つです。まずは園の魅力だけではなく、保護者の方が求めている情報はどんな内容なのかを理解した上で保護者に誠実なホームページを作り込みましょう。2.「地域×保育園」で検索上位を達成させるSEO対策保護者が保育園を探す際、最初に頼るのはインターネット検索です。「○○市 保育園」「△△区 延長保育」など、地域名とキーワードを組み合わせた検索が主流となっていますこのとき、保護者が検索結果で最初に目にするのが自園のページであれば、その後の問い合わせや見学につながりやすくなります。SEO対策を行うことで検索結果の上位に表示される可能性が高まり、地域の保護者層にリーチできる機会が広がります。せっかくホームページを作って園の魅力を発信できたとしても、そのサイトを閲覧してもらわなければ見学には繋がりません。ホームページを依頼する時にはその会社がSEO対策にも精通しているかを見極めることが肝心です。3.保護者がよく閲覧する媒体でのSNS発信保育園のお子さんがいる保護者の方は、平均として20代〜30代の方が多いです。更に、園を探す方は男性に比べて女性が多いはずです。20代〜30代の女性が閲覧するSNSは、InstagramとTikTokが今現在主流となっています。だからこそ、Instagramでの写真の投稿や、TikTokでのショート動画を使って園の取り組みや食育についてなどを発信することで、他の園と比較された時に選ばれることができるようになります。更には、子どもたちの笑顔や活動風景、保護者に役立つ子育て情報を発信することで、園の雰囲気や価値観を伝えると同時に、親しみや信頼を生み出すことが可能です。定期的な投稿を心がけることで、認知度を高めつつ、保護者に「この園をもっと知りたい」と感じてもらえる環境を整えられます。4.保護者のスマホ画面にできるだけ多く表示をさせるインターネット広告インターネット広告は、保護者がスマートフォンで検索やSNSを利用する際に自園の情報を目にしてもらう効果的な手段です。Google広告やSNS広告を活用すれば、ターゲットとなる地域や年代に絞って広告を配信できるため、効率よく認知度を高められます。「見学会開催中」や「入園受付スタート」などの具体的なメッセージを含めることで、興味を引き、行動を促すことができます。適切なターゲティングとクリエイティブな広告内容が成功の鍵です。まずは認知をしてもらわなければどれだけ魅力的な保育園だとしても見学に足を運んでくれることはありません。そのためには看板やチラシも効果的な手段の一つですが、先ほど申し上げた通り20代〜30代の女性にアプローチするためにはスマホ画面にできるだけ多く表示されることは大きな影響を持つので、インスタやTikTokなどのSNS広告や、GoogleやYahoo!などのリスティング広告、ディスプレイ広告などを活用することでまずは見学に繋げていきましょう。5.Googleマップの評価や内容を濃くして選ばれない理由を排除ここ数年で、飲食店や美容院だけではなく入園する保育園もGoogleマップの評価を見られる時代になりました。Googleマップの評価が低い時点でその保育園に大切な子供を入園させたいという気持ちが下がってしまいます。それくらい影響力があるのがGoogleマップです。1度広告で認知したから、ホームページを閲覧したからといって問い合わせをする方は非常に少ないです。何度もホームページを見たり、その園について調べることが一般的であり、納得をした上でお問い合わせをしてきます。だからこそ細かい部分にまで配慮することが大切で、Googleマップもその一つです。口コミ評価が低い、そもそも口コミがない、写真や情報が充実していない保育園も多いので、まずは自園のGoogleマップを見直して情報を整えるようにしましょう。6.地域の方との接点を深めるイベントやマルシェの開催保護者や地域住民との信頼関係を築くためには、地域に密着したイベントや交流の機会を設けることも大切です。園庭を開放した親子向けイベントや、地元の特産品を扱ったマルシェを開催することで、地域とのつながりを深めると同時に、保育園の知名度を向上させることができます。こうした活動を通じて「親しみやすさ」や「地域への貢献度」が評価され、口コミによる集客効果も期待できます。保育園の集客成功事例和敬愛育園様静岡県浜松市中区で保育園を運営されている株式会社和敬愛育園様のホームページを制作させていただきました。そのほかにも、Googleマップや動画制作、公式LINEの構築もご支援いたしました。地元地域のお子さん・親御さんに対して和敬愛育園を知ってもらい、入園者数を増やしていくことが課題だったのでご相談をいただきました。元々のサイトの情報を整理し、本当に知ってもらいたい内容を明確にすることが必要でした。園の想いをもとに、人とのつながりを意味する七宝柄を使用し、和敬愛育園様らしさを表現しました。サイトを閲覧する方が知りたい情報にすぐアクセスできるように導線設計を意識して作成しております。その結果、入園数が前年比に比べ大幅に上昇し、相乗効果で保育士の採用も増加させることができました。自分も働きたいし自分の子供も入園させたいという方からのお問い合わせもあり、他の園と比較されたときに選ばれる発信ができるようになりました。和敬愛育園様のホームページはこちらQTPメロンハウス保育園様静岡県掛川市で保育園を運営されているQTPメロンハウス保育園様のホームページを制作させていただきました。クオリテックファーマ株式会社様という医薬品会社が社員さんのために作った保育園だったのですが、地元地域に園が少なく困っている親御さんが多いという地域の状況があったため、社員のお子さん以外の園児も募集していこうということでホームページを立ち上げました。その結果、狙った通り地元の方から無料見学のお問い合わせが増えて新規集客を成功させました。継続したお知らせの発信や大切にしている保育への想い、QTPメロンハウス保育園の他園との違いや特徴を明確にすることで、求めている成果を上げることができた事例になります。QTPメロンハウス保育園様のホームページはこちら保育園の集客に強いパートナーと組むこと最後になりますが、皆様は保育園の経営者であり保育のプロです。それと同じように、ホームページの制作やオンラインのマーケティングに強いプロを手を組み、今お伝えした内容を実践していくことが集客をするのに近道だと思います。ただ単にホームページを作りますという制作会社ではなく、保育園のことを深く正しく理解してくれて、園が選ばれる本当の理由を明確にしてくれるような、マーケティングに精通した業者を是非探してみてください。少しだけ私たちの紹介をさせていただくと、私たちは「顧客の発展を支援する」というミッションをもとに、静岡県をはじめ全国100社以上の企業様や保育園様の集客をご支援してきました。お客様の発展に関係ない提案は絶対にしません。という価値観を元に事業を展開しておりますので、集客や求人にお困りでしたら是非ともお気軽にご相談ください。1時間の無料相談で解決できることもあると思います。株式会社レガロニコについてhttps://regalonico.com/1時間の無料相談はこちらhttps://regalonico.com/contactまとめいかがでしたでしょうか?今回の記事は、保育園で園児の募集を増やしていきたいと本気で考える保育園の経営者様に向けて、保護者が重要視するポイントや、費用対効果の見込める集客方法についてご紹介しました。限られたご予算の中で最大限のパフォーマンスを発揮するためには、大切なご予算を効果的に活用していく必要があると思います。今回ご紹介した方法も、保育園の方々に実際にご提案させていただく内容の一部です。皆様の園の特徴や地域性を考慮した改善点や重要ポイントなどをプロの目線で分析しご提案する【1時間の無料相談】も行っておりますので、是非ともこの機会にご利用いただいてはいかがでしょうか?1時間の無料相談はこちらhttps://regalonico.com/contactそれではご覧いただきありがとうございました。